サブスクリプションとリースは何が違う?

2018年12月22日

大手自動車メーカーであり、日本を代表する企業であるトヨタ自動車もまた、サブスクリプションサービスを発表しました。

今まで、車はローンやリース、あるいはレンタルで利用することが多かったかと思います。

今回のサブスクリプションとは、いったい今までと何が異なるのでしょうか?



ポイントは自分のものになるかどうか。


まずローンはご存知のように、ただの分割払いです。ですから払い終わりさえすれば自分のものになりますね。

レンタルは一時的に借りるだけ。だから所有物にはなりません。

紛らわしいのはリース。

まず、リースとレンタルの違いですが、リースは「特定の個人や企業に比較的長期間貸すこと」レンタルは「不特定多数の個人や企業に比較的短期間貸すこと」、といえます。


ちょっと難しい説明ですが、レンタルは皆さんがDVDなどをレンタルするときのあれです。非常に簡単ですよね。始めていくお店でも、その場で会員登録をしたらすぐにレンタルできます。


期間もまちまちですね。

DVDなどでは最短では当日、長くても1週間でしょう。どんなに長くても1年程度のはずです。期間が短いのですが、最初に約束した期間を超過してしまうと延滞料がかかりますね。


レンタルDVDで延滞料金に悩まされた経験はだれしもあるのではないでしょうか。


ただこのレンタルDVDは昨今の流れを受けて、サブスク化したサービスになりつつあります。TSUTAYAも当然サブスクリプションサービスを提供していますね。さすがです。




ちなみに、レンタル大手のツタヤではいま、くまモンと絡んだキャンペーンを行っているみたいですね。


DVDのレンタルを例に話をしましたが、車でも同じです。
要は、短時間借りるだけで、期限が来たら返す、これがレンタルです。


一方、リースはどうでしょうか。普通の生活をしていると、リースという取引に出会うことはあまりありませんね。でも実は、会社ではリース取引は頻繁に行われています。プリンターなんかも、今はほとんどがリースでしょうし、居酒屋やレストランで使われている厨房機器も、やはりリースしているものがほとんどです。


こうしたリースに対しては、メンテナンスなどの付帯サービスもあり、非常にメリットがあると言えます。


しかし実は、リースには審査があります。過去に金融事故をたくさん起こしていると、リースを利用できないことがあるので注意が必要です。とはいっても、個人が利用するリースでそこまで厳しく審査をされることは稀です。


リースの定義を表現すると、「Aさんが必要とする機械や設備を代わりにBさんが購入し、比較的長期にわたって一定の料金で賃貸するお取引」、といえます。Aさんというのがリースの利用者。Bさんがリース会社です。



ではいよいよサブスクリプションの説明に入ります。


サブスクリプションは新しいサービスなので、法的にはまだまだ未整備といってもいいかもしれませんね。



ただサブスクリプションの原型である雑誌の定期購読に関しては、歴史が長いのでリースやレンタルのような説明が出来ます。


雑誌の定期購読の場合、雑誌の出版社に対して定額を払うことによって、雑誌が定期的に送られてきます。これはもちろん買った人の所有物になりますね。都度購入するのが面倒だから、あらかじめ1年とか2年とか、期間を定めてしまう、そして自動的に送ってもらうようにする、それによって、買う側は手間が省けるし、たいていの場合は長期契約であればあるほど安くなるので、経済的にもメリットがある、そんな取引が雑誌の定期購読ですね。



そしてそうした雑誌の定期購読をITを駆使して様々なサービスに応用しているのが今のサブスクリプションです。



ですから定額払って一定期間、一定サービスを受けるという点は同じなのですが、提供されているものによっては自分のものにならなかったり、購入と結果として同じだったりと、様々なんですね。


いろいろな話が出てきたのでまとめてみましょう。



ポイント

リース

レンタル

サブスクリプション

対象となるもの

リース会社が取り扱うものすべて

レンタル会社の在庫にあるもの。

各社が提供するもの

期間

通常1年~3年程度

最短当日、長くても1ヶ月以内が一般的。

1ヶ月以上。サービスによりまちまち。

所有権

リース会社。ただし所有権が移転する場合もあり。

レンタル会社。

サービスによりまちまち。

保守などの義務

リース会社。

レンタル会社。

サービスによりまちまち。

中途解約

原則不可。違約金や買い取り請求などの問題に発展することも。

可能。

可能。

料金

物品の価格×リース料率

サービスによりまちまち

サービスによりまちまち

お得度

レンタルよりは安いが、購入よりは高くつく。

リースや購入より割高だが、長期料デメリットも。

サービスによりまちまち。



結局、サブスクリプションに関しては、サービスを提供する会社次第でどうにでも設定できるんですね。。。


だから「サービスによりまちまち」がほとんどで、役に立たない比較になってしまいました。


ただし一つ言えるのは、リース、レンタル、サブスクリプションも、「完全所有」というものではない、という点です。


特にサブスクリプションは、シェアリングエコノミーの文脈で語られることもあり、なおさらそうですね。



各社のサービスは随時アップデートされますので、頻繁にチェックしておきましょう。


当サイトでもチェックはしています。


(もし、内容が異なることがありましたら、ご一報いただけると幸いです。)


では。






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